セラピストの求人を見る時に抑えるポイント

リラクゼーションサロンがあふれかえっている状況にある現代。数多くの求人広告が掲載されていて、未経験の方なんかは特にどこを押さえておけばいいのか分からなくなってしまうと思います。リラクゼーション業界で大手の企業もたくさん求人広告を出していますが、大手だから安心でしょ、というわけでもありません。求人広告に応募する前に見ておきたいポイントをご紹介します。

 

立地・アクセスの良い店舗か

完全歩合制で働くセラピストにとって、稼ぎたいと思うなら集客率は一番重要視すべき点です。とにかく、立地が良くないと始まりません。理想なのは、都心にある・駅から徒歩5分以内・人の多い通りにあるの3つが揃っている事でしょうか。集客が良くても、固定客ばかりだと指名するセラピストを決めてしまっているお客さんばかりな場合があり、新しく入った人に施術がなかなか回ってこないという事もあります。とにかく人の多い場所にある店舗は、固定客に加えて、何となくふらっと入ってみた、というお客さんがかなり多いので新人にも施術のチャンスが回ってきやすいです。

 

 

研修が充実しているか

 

どの店舗も事前研修会などは必ずと言っていいほど行っていますが、その期間や内容は違ってきます。例えば未経験の方が一週間程度で基本的な技術を詰め込まれたらパンクしてしまいますよね。数週間研修があればゆっくり学べて良いのではないでしょうか。研修の流れなどが簡単に説明してあるところだと、安心できます。また、店舗によっては事前研修だけでなく、実際に店舗デビューした後も定期的に研修会などを行ってくれる所もあります。

 

余計な費用はかからないか

 

例えば研修などで使う道具、教材は実費で負担してください。なんて店舗もたまにあります。はたまた研修費も自己負担ですなんてところも……。働き始めてからも、制服は実費で購入というパターンもあります。後から請求されてびっくりなんてことの内容に、自己負担金がないかどうかしっかりと見ておきましょう。事前に質問してみるのもいいかもしれません。

 

固定給か、歩合制か

 

ほとんどが業務委託契約の完全歩合制での雇用になりますが、大手の企業だと正社員として募集をかけているところもあります。正社員の場合固定給で働くことが出来るので、セラピストの最大の悩みである収入の不安定さが解消されます。ただ、正社員の場合店舗の店長を募集していることが多く、その場合他のサロンでのセラピスト経験が必須になっている事が多いです。

アロマオイル豆知識

アロマセラピストはアロマの香りの効果でお客さんの心身のケアをします。もみほぐしがメインのセラピストであれば必要のない知識かもしれませんが、例えば「最近寝つきが悪くて困ってる」というお客さんに、「寝る前にこういうストレッチがオススメですよ。それに合わせて○○のアロマには安眠効果があるので~」と提案出来たらワンランク上のセラピストという感じがしますよね。リラクゼーションに関することで、身に付けておいて損な知識はありません。数種類のアロマと効能を紹介するので、気になったら深く調べてみてください。

 

不眠解消

 

ラベンダー

自律神経の乱れを正すことで、ストレスや不安で荒れた心を静めてくれます。リラックス状態に導いてくれるので、夜もぐっすりと眠ることが出来ます。ポピュラーな香りなので、100円ショップなどで手軽にアロマオイルやキャンドルが手に入ります。就寝時に匂いを嗅ぎながら眠りにつくのがオススメなので、キャンドルなど後始末の必要なものでなくポプリなど枕元におけるものが良いです。

ネロリ

柑橘系、少し苦さを感じるようなビターオレンジの香りです。不快ストレスや大きなショックがあった時、心を落ち着かせてくれます。幸福感をもたらしてくれるので、イライラしている時や、女性だとPMSにも効果があります。深くリラックスさせてくれる香りなので、就寝前に嗅いで心を落ち着かせて眠りにつきたいです。

 

肩こり

 

ローズマリー・シネオール

フランス料理やイタリア料理に欠かせないハーブであるローズマリー。シネオールというのはモロッコで取れたローズマリーに付けられる名称です。血液の流れを促進する効果がある為、筋肉疲労や神経痛の症状の緩和などに効果があります。また冷え性の改善にも効果があります。

 

集中力UP

 

レモン

まさにそのまま、フレッシュなレモンの香りです。頭をスッキリとリフレッシュさせ、物事への集中力を高めます。不安や困難を取り除いてくれることから、精神的な行き詰まりを解消する働きがあるとされています。

ペパーミント

ガムなどに使われているミント。メントールが多量に含まれており、日本人と馴染みが深いハッカと同じようなつんとした爽やかな香りです。刺激のある香りで頭をスッキリさせ、集中力が上がります。また、眠気覚ましにもなるので勉強中などにお勧めです。鎮痛作用もあるため、頭痛・筋肉痛・月経痛・などの痛みを和らげることもできます。二日酔いや乗り物酔いなど、消化器系にも効果がある万能なアロマオイルと言えます。

知っておきたいセラピストの苦労

リラクゼーションセラピストに限らず、サービス業というのはどうしても離職率が高いのが現状です。土日は休めないし、繁忙期は目が回るほど忙しいし……その職業に合わせて様々なお悩みがあると思います。新しい業界に飛び込む場合、メリットはもちろんですがデメリットを特によく理解しておくべきだと思います。あまり怯えすぎるのも良くないかと思いますが、構えていて『思ってたより大丈夫だったな』と思えた方がいいですよね。ここでは実際にセラピストとして働いていて感じる苦労を数点まとめました。何事も、まずはデメリットから知っていきましょう。

 

体力が持たない!

 

セラピストは自身の手指、身体を使って全身全霊でお客様を癒します。癒しを与える立場だからこそ、自身の癒しは疎かになってしまいがちです。売れっ子になって一日の施術量が増えるほどやりがいは増しますが、本当に体力を消耗します。体力勝負の仕事であることは、セラピストとして働く前に覚悟が必要です。遊びにも行かず週に一日何もしない休日を作る、仕事の日はとにかく睡眠をしっかりとって一日の疲れを取る、など自分にあった体力回復のパターンを身に付けると少しずつ楽になります。

 

給料が安定しない!

 

セラピストは企業に所属するのではなく、企業と業務委託契約を結ぶため、店舗の一角を間借りしそこで施術を行っている個人事業主というスタンスで働くことになります。そのため、月給の保証はされません。一日に施術したお客さんの分だけの給料が入る完全歩合制です。特に普通の企業でサラリーマンやOLをしていた方には、かなり生活に影響があると思います。一日に誰も施術できなかったら、何時間待機していたとしても給料はゼロ……恐ろしいですよね。そうならない為にも、集客の多い新宿や池袋などの都心の店舗で働くことをお勧めします。あまりありませんが、一日の待機保障額が設定されているところもあるので、求人広告を見る際にチェックしてみてください。

 

思ってたイメージと違う!

 

『リラクゼーション』『癒し』『セラピー』……キーワードからつい穏やかなイメージを抱いてしまいがちですが、実際は体力勝負だったり勉強が欠かせなかったり、苦労の絶えない仕事です。初めに良いイメージを抱きすぎていて、実際の大変さに直面しギャップで苦しんでしまう方も多いです。セラピストは地道にコツコツ努力を重ねていく人が成功するお仕事。汗水流してひっそり努力しなければならないという事を肝に銘じておきましょう。

セラピストに向いている人って?

技術もないし、知識もない……本当に自分がリラクゼーションセラピストになれるの?と、不安な気持ちは痛いほどわかります。技術職だからこそ、自分に本当に向いているのかどうかなんて分からないですよね。でも、誰もが『職人』にならなければいけないわけじゃないんです。基本的な知識と、基本的なセラピストへの適性があれば、誰だってセラピストになれます。資格が必要のないセラピストの利点とも言えますね。

 

人が好き!

 

セラピストは、お客さんと一対一で関わるお仕事です。お客さんは自分の身体をセラピストに預ける形になります。お客さんの身も心も癒すためには、信頼のおけるセラピストにならなければなりません。お客さんの事を知り、考え、施術でそれを形にする……人と関わり合いを大事にできる・人と接するのが好きな方でないと、お客さんに癒しを与えるセラピストにはなれません。施術中、お客さんと雑談をすることも多いです。人と関わるのが好きな人にとっては、とても楽しい仕事になると思います。

 

健康・体力には自信あり!

 

デスクに座って一日中パソコンしてるなんて絶対に嫌!忙しくしていた方が自分には合ってる!そんな方にはピッタリの仕事と言えるでしょう。特に普段からスポーツなどをしていて、体力に自信のある人はその体力が大きな強みになります。しかし1日に何人ものお客様を施術するため、体力は問題なくても腱鞘炎などの不調で苦しんでしまうことがあります。もともと腰痛もちで……なんて方は働く前に、腰などをしっかり守る対策を考えておきましょう。

 

勉強が好き!

 

関係あるの?と思うかもしれませんが、これもかなり重要です。未経験でセラピストを目指しても、事前研修などでしっかりと技術を学ばせてもらえますが、それはあくまで基本の基本です。お客様によって、求める施術は全く違います。強く揉んでほしい、優しく揉んでほしい……例えば力加減一つとっても、基本的な事ですがかなり繊細な問題です。それに加え、腰が痛いから楽にしてほしい、足の浮腫みがひどくて……なんてお悩みの個人差もあります。その悩みを解決するためにはどんな施術をしたらいいのか、家でもできるストレッチや対策は何があるのか……など、お客さん一人一人に合わせた施術を考えられるように、知識を付けなければなりません。セラピストの勉強に終わりはないと言っても過言ではありません。知識を付け、それを実践することに卯やりがいを感じる人は、セラピストとして成長できます。